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2010年04月30日

[自民]無派閥が第2勢力…33人



    [自民]無派閥が第2勢力…33人 離党者相次ぎ

 自民党はどの派閥にも属しない無派閥議員が33人となり、町村派の44人に次ぐ第2勢力となった。相次ぐ新党発足で離党者が続出したのに加え、中堅・若手議員の派閥離れが進んでいるためだ。

 党内では一時、派閥解消論も浮上したが、派閥の実態は既に有名無実化している。若手らの間には派閥を超えた連携で党の刷新を探る動きも出ている。【岡崎大輔】

 ◇若手に連携の動き
 党籍を離脱している衆参両院副議長を除くと、自民党の国会議員は186人。かつて100人を超す勢力を誇った竹下派の流れをくむ額賀派は、鳩山邦夫元総務相、藤井孝男元運輸相(現たちあがれ日本)、小池正勝参院議員(現新党改革)らが離党し、無派閥を下回る31人にまで落ち込んだ。最大派閥の町村派も昨年の衆院選前に比べて半減した。

 派閥を見限る中堅・若手も目立つ。今月に入り、平井卓也衆院議員が古賀派を、山本一太参院議員が町村派を、武田良太衆院議員が山崎派をそれぞれ退会した。共通するのは「フリーな立場で政治活動したい」(武田氏)という思いだ。

 無派閥の衆院議員26人のうち20人は当選6回以下で、参院選後の執行部体制一新をうかがう狙いも透ける。

 谷垣禎一総裁は6日に参院選選対本部を発足させた際、幹部に派閥離脱を求めた。それでも、高村派会長の高村正彦元外相(政権力委員会外交担当)らに配慮して「猶予期間」を認めたため、指示は徹底されていない。

 伊吹派の伊吹文明会長は「派閥が圧力をかけてポストを得たわけではない」と指摘し、古賀派の古賀誠会長も「離合集散を重ねたほかの集団とは違う」と強調するなど、領袖たちの派閥へのこだわりは強い。

 だが、派閥の求心力は急速に衰えている。総裁選立候補に必要な20人の推薦人を自前で確保できるのは町村、古賀、額賀の3派のみだ。

 資金難も深刻だ。高村派は昨年末、経費節減のため派閥事務所を高村氏の個人事務所に移した。党関係者は「野党転落、不景気、派閥の悪印象の三重苦で、パーティー券は明らかに売りにくくなっている」とこぼす。ベテラン議員は「派閥どうこうより党が一致団結するのが先決だ」と語る。

(2010年04月29日/ 提供:毎日新聞)


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Posted by おだっちの菜の花油 at 08:05│Comments(0)
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