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2010年07月05日

NHK、名古屋場所中継中止へ…




     NHK、名古屋場所中継中止へ…親方衆が辞退申し入れ  

 大相撲の野球賭博問題で、親方衆が出席する緊急の年寄総会が4日、名古屋市内で開かれ、名古屋場所を中継するNHKへ中継の辞退を申し入れることを決めたことが分かった。

 この日の臨時評議員会でも提案された。一連の不祥事でNHKは6日に中継するかどうかを最終判断するが、身内からも自粛の声が上がったことから、中継を中止する可能性が極めて高くなった。

 親方衆がNHKの中継辞退で意見をひとつにした。この日、評議員会に出席するため午後1時過ぎから親方88人が名古屋市内のホテルに集結。全員が集まったところで一連の賭博問題への対応を考える緊急の年寄総会が始まった。

 約1時間ほどの会合である親方から「こうした状況でNHKに中継してもらうのは良くない」との意見を提案。これを受け挙手による決議で8割が賛成した。テレビ放映権は25~30億円で年間契約されている。

 1場所は4~5億円の計算だ。NHKは名古屋場所を中継するかどうかの判断を6日に発表する。放映権はNHKが自主的に中継をやめた場合など、支払われるケースもあるが「反省する意味を込めて慈善団体などに寄付すべき」との意見が出たという。

 全親方が決めたNHKへの中継の辞退は、午後4時20分から始まった臨時の評議員会でも提出された。親方を代表して大山親方(元幕内・大飛)が武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)、この日の臨時理事会で理事長代行に正式決定した村山弘義氏ら全幹部に中継の辞退を求めた。

 年寄総会は、理事会に出席する理事、副理事、役員待遇の幹部を除くすべての親方が参加する会合。いわば全親方の総意とも言える決議は協会の運営に大きな影響力を持ち無視はできない。こうした背景から幹部は「検討する」と返答。ある関係者は中継辞退を「今後、検討することになる」と明かす。

 6日には村山理事長代行、武蔵川理事長らが都内のNHKを訪問するが、年寄総会の決議を受け入れれば席上で辞退を申し入れるものと見られる。

 すでにNHK内部調査で視聴者の7割以上が中継に反対している。一方で賛成する根強いファンがいることは事実。協会から辞退の申し入れがあれば、NHKにとってもすべての視聴者に対し、中止への大義名分が成り立つだけに渡りに船になる。

 大相撲のテレビ中継は1953年5月16日の夏場所から始まった。辞退とはいえ中止は過去に例がない。賭博問題がついに、57年間にわたり毎場所続いてきた、全国のテレビ桟敷を奪うことになる。

 (7月5日8時1分配信 スポーツ報知)



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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:31│Comments(0)
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