2010年08月04日
=生活保護下回る東京都など―最低賃金で詰めの協議
逆転解消、1年延長で調整
=生活保護下回る東京都など―最低賃金で詰めの協議
中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)は4日、2010年度最低賃金の目安の決定に向け、労働側と経営側の委員らによる詰めの協議に入った。
最低賃金で働くより生活保護を受ける方が収入が多い「逆転現象」をめぐっては、一部の都府県について解消期限を1年延長する方向で調整する。これにより、最低賃金の平均アップ額は当初の予定より圧縮される見通しだ。
一方、時給600円台と水準が低い県の引き上げでは、労使の見解に依然隔たりがある。協議は5日早朝までもつれる公算が大きい。
最低賃金は都道府県ごとに設定され、中央審議会が示す目安を基に地方審議会が決める。中央審議会の決着が当初予定の7月末からずれ込んだため、新賃金の適用開始は労働側が要求した10月1日が困難になり、同月中旬以降になる。
(8月4日19時1分配信 時事通信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:24│Comments(0)
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