2010年08月30日
対決回避の動き続く=代表選1日告示・民主
対決回避の動き続く=鳩山氏が小沢氏と会談、
首相とも―代表選1日告示・民主
9月1日の民主党代表選の告示を前に、党内で30日、菅直人首相と小沢一郎前幹事長との対決回避を模索する動きが続いた。小沢氏は、首相が「挙党態勢」を構築するなら会談に応じる考えを示しており、両氏の会談が実現するかが焦点だ。
小沢氏は30日午後、盟友の輿石東参院議員会長とともに、鳩山由紀夫前首相と衆院議員会館で約1時間会談した。この中で鳩山氏は、党分裂を懸念して対決回避を求める党内の声を説明。29日夜に会った首相に小沢氏との会談の仲介を求められたことなどを伝えた。
小沢氏は、首相が挙党態勢を明確にすることが会談に応じる前提との意向を周囲に語っており、鳩山氏にも同様の考えを伝えたとみられる。
会談後、3氏とも内容の説明を避けた。小沢氏は、党幹事長や官房長官などの要職に自身に批判的な実力者を据えた「脱小沢」路線に反発しており、党や内閣の人事をめぐり、鳩山氏を仲介役に首相側と調整しているとみられる。鳩山氏は30日夜に首相と再会談し、小沢氏との話の内容を報告する。
これに関連し、首相は夕、小沢氏の要職への起用や仙谷由人官房長官、枝野幸男幹事長を交代させる可能性について、首相官邸で記者団の質問に答え「適材適所によって挙党態勢をつくっていく。そのことを常に考えていきたい」と述べた。
ただ、同党参院幹部は「そう簡単に小沢氏の判断は鈍らない」と述べ、会談実現に向けた調整が難航していることを示唆。
小沢氏に近い西岡武夫参院議長は都内で講演し「宣戦布告した以上は出るだろう」と述べ、小沢氏の出馬は動かないとの見方を示した。
(8月30日18時49分配信 時事通信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 19:25│Comments(0)
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