2010年10月25日
朝日報道に「大きな事実誤認」
朝日報道に「大きな事実誤認」―癌学会などが抗議声明
東大医科学研究所(医科研)で開発したがん治療ワクチンの臨床試験をめぐる朝日新聞の一連の報道を受け、日本癌学会と日本がん免疫学会は10月22日、報道が「大きな事実誤認に基づいて情報をゆがめ、読者を誤った理解へと誘導する内容」だとする抗議声明を出した。
朝日新聞は、医科研附属病院で2008年から行っているワクチンの臨床試験で被験者に消化管出血が起きたのに、ほかの病院に知らせていなかったとする記事を15日付の朝刊一面に掲載。翌16日付の社説では、「研究者の良心が問われる」と医科研の対応を批判した。
抗議声明では、「大きな事実誤認に基づいて情報をゆがめ、読者を誤った理解へと誘導する内容」とこうした報道を批判。医療関係者や研究者、学生の意欲がそがれることでこの分野の進歩に大きなブレーキがかかりかねないとの懸念を示し、記事の訂正と関係者への謝罪を求めている。
(2010年10月25日12時08分 / 提供:医療・介護情報CBニュース)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:32│Comments(0)
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