2010年12月02日
「規模加算」小麦や大豆にも導入検討
「規模加算」小麦や大豆にも導入検討…戸別補償
政府は2日、農地を拡大する農家に交付金を上乗せする「規模加算」について、コメだけでなく、2011年度から戸別所得補償制度の対象となる予定の小麦や大豆などの畑作物についても導入する方向で検討に入った。
また、2日の農業予算に関する関係閣僚会合では、11年度から、戸別所得補償制度を見直し、規模加算を導入することで合意した。
玄葉国家戦略相は会合終了後の記者会見で、「高いレベルの経済連携と農業を両立させるため、体質強化と競争力強化が必要」と強調した。また、予算については「選択と集中が必要だ」と述べ、農水省が来年度予算の概算要求に盛り込んでいる他の予算を削って、財源を捻出する考えを示した。
規模加算は、耕作地を広げた農家に対し、拡大した面積に応じて交付金を上乗せする方法で検討している。現行の戸別所得補償制度は、農家の規模を問わず、全国一律に補償する仕組みで、「小規模農家を温存し、効率化を遅らせる」などの批判がある。
(読売新聞 12月2日(木)12時0分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:10│Comments(0)
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