2010年12月02日
仲井真知事 「普天間県外移設を」
仲井真知事 「普天間県外移設を」菅首相に求める
菅直人首相は2日午前、11月28日の沖縄県知事選で再選した仲井真弘多(なかいまひろかず)知事と首相官邸で約15分間会談した。
仲井真氏は冒頭、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題について「県外移設実現は私の(知事選)公約の大きな部分だ。日米の共同発表をぜひ見直していただきたい」と表明。
同県名護市辺野古を移設先とする5月の日米合意を見直し、県外移設を実現するよう求めた。仲井真氏の再選後、菅首相との会談は初めて。
これに対し、菅首相は「知事の公約はよく拝見している。政府としては日米合意の中で、何とか方向性を見いだしたい」と述べ、日米合意に基づき、辺野古移設に向け、地元の理解を求めていく意向を表明。
その上で、自らの沖縄訪問を検討していることも伝えた。会談は沖縄側の要望で行われ、仙谷由人官房長官も同席した。
仲井真氏は自公政権下で、辺野古移設を条件付きで容認していたが、「県外移設」を求める姿勢に転じた。再選後の会見でも「県内移設はあきらめた方がいい」と強調。
政府は沖縄側の軟化を図るため、経済振興と基地負担軽減を協議する沖縄政策協議会(主宰・仙谷官房長官)を通じて、移設実現への糸口を探りたい考えだ。年内にも政策協の部会を開催する方向で調整している。
(毎日新聞 12月2日(木)12時10分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:11│Comments(0)
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