2010年12月04日
支持率急落で剣が峰=菅政権半年
支持率急落で剣が峰=目立つ指導力不足―菅政権半年
菅内閣は8日で、今年6月の政権発足から半年を迎える。就任直後の参院選で大敗、「ねじれ」下の臨時国会でも主導権を握れず苦しい局面が続いた。
外交課題などでの不手際から内閣支持率は急落、来年1月召集の通常国会の展望も描けず、剣が峰に立たされている。
菅直人首相は4日、視察先の千葉県香取市で記者団を前に、米国との航空自由化協定(オープンスカイ)締結や、ベトナムからの原子力発電所受注などを半年間の実績として列挙。
「進んでいること、進める準備をしていることの発信力が足りなかった。いろんな機会に積極的に国民に私の考え方を伝えていきたい」と語った。
内閣支持率はこの半年で乱高下した。参院選が行われた7月に落ち込んだものの、その後の民主党代表選で勝利、内閣改造で小沢一郎元代表と距離を置く「脱小沢」を貫き「V字回復」を果たした。
しかし、中国漁船衝突事件の中国人船長釈放をめぐる対応などが影響し、10月以降は続落。その後も閣僚の失言などが相次いでおり、「菅離れ」に歯止めがかからない状況だ。
(時事通信 12月4日(土)16時10分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 16:56│Comments(0)
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