2010年12月16日
リコール確定36万9008人
リコール確定36万9008人
河村市長「市議選も過半数」
名古屋市の河村たかし市長の支援団体が市議会解散を求めた直接請求(リコール)で、市選挙管理委員会は15日、異議申し立てがあった署名の再審査を終え、有効総数が36万9008人で確定したと発表した。法定数を3213人上回った。支援団体は17日にもリコールを本請求する。
本請求を経て、60日以内に解散の賛否を問う住民投票を実施。過半数の賛成で議会は解散となり、40日以内に選挙が行われる。
市選管は署名の異議申し立ては最終的に約3万4千人分になったと発表。このうち再審査で1万5223人分が有効に転じ、6人分が無効に変わったという。
市議選では、市長が代表を務める政治団体「減税日本」が候補40人以上を擁立する方針。署名集めに協力した人も出馬するほか、市民を対象に候補の公募も始めた。河村市長は15日の記者会見で「市議会で過半数を狙う」と決意表明した。
一方、同日、住民投票の実施が決まったことを受け、河村市長と、互いに「都構想」を掲げ連携するとしている大阪府の橋下徹知事は「河村市長のねばり強さは勉強になった。ものすごい気迫を感じた。本当の政治家だ」と述べた。
ただ、住民投票が実施されることになったにもかかわらず、河村市長が出直し市長選に立候補するとしていることについては「ここは、もう難しい。辞任して出直し選挙をやるという振る舞いがあったから、今回の大逆転につながったと思う。名古屋市民の皆さんに判断してもらうしかない」と述べるにとどめた。
橋下知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」は20日、河村市長のほか、愛知県知事選に立候補する予定の大村秀章衆院議員を、大阪市内で開く集会に招いて、連携をアピールする方針。
(産経新聞 12月16日(木)8時44分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:22│Comments(0)
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