2010年12月16日
失業手当引き上げへ
失業手当引き上げへ―厚労省=5年ぶり、1日最大360円
厚生労働省は16日、1日当たりの失業手当を2011年度中に最大360円増額する方針を固めた。給付額は毎年改定されているが、07年度から減少が続き、引き上げは5年ぶり。厳しい雇用情勢のほか、最低賃金が上昇していることなどを考慮した。
失業手当は離職前6カ月の平均給料に連動し、1日当たりの下限額と上限額が決められている。11年度の改定では、下限額を1856円と256円引き上げる。上限額は30歳未満が6435円(290円増額)、30歳~45歳未満が7150円(325円増額)、45歳~60歳未満が7865円(360円増額)となる。
10年度の失業手当受給者は10月まで月65万~73万人で、前年比2割超減ったが、依然高水準。景気の不透明感が増す中、11年度も高水準の受給状況が続く可能性がある。今回の改正により、大半の受給者が増額される見通し。
(時事通信 12月16日(木)19時31分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:26│Comments(0)
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