2010年12月17日
<公共事業費>5%削減へ…11年度予算で
<公共事業費>5%削減へ…11年度予算で政府調整
政府は、11年度予算編成で、国土交通省が所管する公共事業を10年度比約5%削減する方向で最終調整に入った。国債の元利払いを除く一般歳出を10年度当初並みの約71兆円以下に抑える政府目標達成には、公共事業を2年連続で大幅に削減することが避けられないと判断した。
国交省が所管する公共事業は、道路建設や空港整備などで公共事業全体の8割強の4兆8585億円(10年度)に達する。「コンクリートから人へ」を掲げる民主党政権の下で、10年度予算では前年度比15%減と異例の大幅削減を行った。
このため、馬淵澄夫国交相は「民主党マニフェスト(政権公約)で約束した歳出削減はすでに達成している」と強調。11年度予算では前年度並みの予算額を確保するよう強く求めていた。
また、政府は11年度の税収見通しを41兆円とすることで調整。企業業績の回復に伴う税収持ち直しなどを背景に、10年度当初の37.4兆円から回復する。【植田憲尚、坂井隆之】
(毎日新聞 12月17日(金)2時35分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:15│Comments(0)
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