2010年12月17日
首相、「普天間」辺野古移設に理解求める
首相、「普天間」辺野古移設に理解求める 知事と会談
菅直人首相が17日午後、来県し、県庁で仲井真弘多知事と会談した。11月に再選された仲井真知事が、選挙公約に掲げた米軍普天間飛行場の県外移設への尽力を要請したのに対し、首相は「ベターな選択として辺野古移転をもう一度考えていただけないか」と述べ、名護市辺野古移設の日米合意の履行に重ねて理解と協力を求めた。
首相は沖縄の過重な基地負担や、昨年の政権交代以降の普天間問題をめぐる民主党政権の迷走について陳謝。辺野古移設について「沖縄にとってベストは確かに県外・国外かもしれないが、過去の経緯や国際情勢を考えた中でベターな選択として申し上げている」と理解を求めた。
一方で「強引に物事を進めるつもりはない。誠意を持って話し合う中でご理解いただければという姿勢で今後も臨みたい」と語った。
首相は2011年度で終了する沖縄振興特別措置法に代わる新法制定の方針を表明。政府が2011年度予算で自治体向けに創設する一括交付金制度について、沖縄分について別枠で対応する考えも示した。
知事は県外移設要求について「私の公約だ。ぜひ政府は真っ正面から受けてもらい、県民の思いを実現できるようにお力添えをお願いしたい」と要望した。【琉球新報電子版】
(琉球新報 12月17日(金)16時50分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:50│Comments(0)
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