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2010年12月20日

 刑務所で虐待、室温38度に…賠償求め提訴




     刑務所で虐待、室温38度に…賠償求め提訴  

 宮崎刑務所(宮崎市)の刑務官が保護室の温度を上げて受刑者を虐待したとされた事件を巡り、鹿児島市の50歳代の男性元受刑者が20日、国に慰謝料など2200万円の損害賠償を求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。

 訴状によると、男性は2008年7月24日午後から約25時間、収容された保護室で、刑務官から床暖房で室温を38度まで上げられ、「死ぬかもしれないという極限の苦痛と恐怖にさらされた」としている。

 この問題で宮崎刑務所は4月、福岡矯正管区の事情聴取後に自殺した男性処遇部長(当時55歳)ら刑務官5人を特別公務員暴行陵虐容疑などで宮崎地検に書類送検。

 地検は8月、主犯格とされた部長を被疑者死亡で不起訴、ほかの4人については「従属的だった」として起訴猶予処分にした。

(読売新聞 12月20日(月)21時4分配信)




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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:40│Comments(0)
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