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2010年12月28日

伊藤惇夫が2011年の政局を斬る!



     政治アナリスト・伊藤惇夫が2011年の政局を斬る!
     「菅内閣の“山場”は、年初早々に訪れる可能性も。
     理想の政治に近づくまで、政権交代は繰り返される」


 戦後初となる本格的な政権交代を経てもなお、日本の政治は迷走を続けている。菅内閣の支持率は危険水域に落ち込み、足もとでは解散・総選挙や内閣総辞職の可能性も囁かれている。

 2011年の政治はどう動くのか? 自民党や民主党をはじめ、数多くの政党で政治改革の実務に携わり、政界再編の現場を目の当たりにして来た政治アナリストの伊藤惇夫氏が、民主党政権の行方と政界再編の可能性を鋭く斬る。
  (聞き手/ダイヤモンド・オンライン 小尾拓也)

――民主党政権が揺れている。菅内閣の支持率は、危険水域と言われる3割を大きく割り込んだ。このような状況を受け、政界では2011年早々にも政変が起きそうだと言われている。それが現実に起きるとすれば、どんなシナリオが考えられるだろうか?

 最も現実性が高いシナリオは、来年度の予算編成をきっかけとする「3月政変」か、統一地方選挙をきっかけとする「4月政変」だろう。

 民主党政権にとって最大の山場となるのは、来年度の予算編成を3月末までに成立させることができるか否かだ。来年1月から始まる通常国会で、「ねじれ現像」に苦しむ民主党が苦戦を強いられることは明白だ。

 社民党との協力体制を復活させたとしても、衆院で3分の2の議席を確保するのがやっとの状況。議員が1人でも欠ければ、参院で否決された法案の衆院での再可決がままならなくなる。

 もし今年度内に予算を成立させることが困難な状況に陥れば、暫定予算を組むしかなくなり、混乱は避けられない。また、本予算が通ったとしても、国債発行や税制改正などの関連法案が参院で否決されれば、やはり混乱が起きる。

 そうなった場合は、解散・総選挙や内閣総辞職と引き換えに、予算や関連法案を通すしかなくなる。

 もう1つの山場は、4月に行なわれる統一地方選挙だ。民主党は地方選で惨敗を重ねており、先に行なわれた茨城県議選でも、現有議席を確保するのがやっとだった。

 このまま統一選に突入すれば、惨敗は必至だ。菅首相の責任問題が問われ、総辞職に追い込まれる可能性もある。

   (ダイヤモンドオンライン 2010年12月27日配信掲載)
     2010年12月28日(火)配信





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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:27│Comments(0)
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