2011年01月05日
新規栽培計画の農家が増えました。
政府の新年度農業予算案で
農家への戸別所得補償が明らかにされました。
経営面積の小さいわが町では、
輪作体系を確立して
良質な高品位の農作物を生産して
他産地との差別化を図っていく努力をしなければ、
農業経営はいっそう厳しい状況に
追い込まれていくでしょう。
そのことは多くの農業経営者は分かっていても、
良質・高品位の農作物の生産ではなく
国の高額な交付金目当てで
連作連作の繰り返しをしている現況にあります。

「天の川・菜の花プロジェクト」を組織し、
会員の支援をいただきながら
わが町で初めて畑地にナタネを栽培し、
「菜の花芽」を農産品として販売し、
「なたね油」を製造販売できました。

また、搾りカスは有機肥料として畑地に
鋤込んでいます。
農家のみなさんが自分の目で確かめることが
できる実証を行いました。

町営牧野に栽培し菜の花を咲かせて、
町外から一人でも多くの花見客を招いて、
町に経済効果として波及できたらとの思いで始めた菜の花も、
同牧野に咲かせることも今春だけになってしまうようです。
町行政はなんとしても継続して
菜の花を咲かせようとすることや
新規の農作物として行政が率先して
農業者と話し合おうとする姿勢が
希薄に感じられることは誠に残念なことです。

国の新年度予算案の戸別所得補償は、
畑地栽培のなたねにも5年間の政策として
所得補償することが明らかにされています。
農家を訪問しなたね栽培を進めて歩く中で、
これまでに新規に5戸の農家が7ヘクタ-ル余りを
栽培したいと申し出ています。
2月中に、これら農家のみなさんと
生産組織を作っていく準備も進めています。
ナタネを輪作作物の一作として
初めて導入されていくことに
大きな期待がよせられるでしょう。
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Posted by おだっちの菜の花油 at 22:02│Comments(0)
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