2011年02月12日
豊かな海の再生探る
豊かな海の再生探る
シンポで研究者が鉄イオン供給の効果説明/横浜
横浜市内の海や運河の水質改善を考えるシンポジウムが12日、横浜市西区みなとみらいの日本丸訓練センターで開かれた。
鉄イオン供給で川の底質改善や海の藻場再生を実現した山口県の研究者が講演し、市民ら55人が参加した。地球温暖化防止に取り組む研究者らによる海洋緑化協会(横浜市中区海岸通、内田正洋キャプテン)の主催。
講演した杉本幹生さん(63)は山口県宇部市内で農業の傍ら川の観測を続け、陸からもたらされる養分である鉄分が護岸工事などで供給されなくなり、水中の鉄分が不足している可能性に気付いた。
2006年には、市内の川に架け替えられた鉄橋の橋脚が水中でさびるにつれ、ヘドロが減るのを確認。業者からも川の底質が改善した報告を受け、杉本さんが「鉄分の力をまざまざと感じた」きっかけになった。
かねて鉄イオンの効果に着目していた杉本さんは鉄と炭で「鉄炭団子」を作り同市内の河川などに投入したところ、発生した二価鉄イオン(鉄分)によりヘドロが減少したり海藻が再生したりするなどの現象がみられたという。杉本さんは「使い捨てカイロを鉄炭団子として使うこともできる。多くの場で浄化に役立てて」と訴えた。
講演後には、鶴見川の水質改善や金沢八景などでアマモ再生などに取り組む有識者らによる討論会も行われた。
(2011年2月12日(土)21時30分配信 神奈川新聞)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 22:00│Comments(0)
│環境・自然
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