2011年02月18日
没落 菅政権を裏切る7人はこいつだ!
没落 菅政権を裏切る7人はこいつだ!(1)
2月2日の夜、突如、赤坂の飲食店で「I'll be back(アイル・ビー・バック)!」なる雄叫びが上がった。
声の主は、馬淵澄夫前国交相。その周りでは民主党の若手議員たちが一斉に拍手を送り、会場は割れんばかりの喝采に包まれたのだ。
政治部記者がこう語る。
「同会合は、まるで馬淵派の立ち上げ式の様相を呈していましたね。同氏は永田町きってのボディビルダーで『政界ターミネーター』と呼ばれているが、その男が映画の名セリフよろしく『政権中枢に戻る!』と雄叫びを上げた。これが原因で『ポスト菅』の動きが加速化し始めているのです」
実際、今では民主議員らがアチコチで、「菅では持たない」とのヒソヒソ話を展開しているほど。党内で「ポスト菅」を巡る暗闘が熾烈化しているのである。
追い込まれた菅総理は解散で国民の信を問うか、政権を他の者に禅譲するしかない。ところが、解散すればボロ負けするのは必至。そのため、党内では「政権をたらい回しにするはず」との見方が強まっているのだ。
別の政治部デスクがこう語る。
「今ではこの“菅政権沈没”の政局を読んだ輩が大増殖。先陣を切った馬淵などは、『ポスト菅』を狙う者の補完勢力として、代表選の主導権を握ろうと票田固めを展開しているのです」
果たして、馬淵氏が今後誰とネゴするのかは不明だが、中でも活発な動きを見せているのは、仙谷由人前官房長官と前原誠司外相だ。
ご存知、仙谷氏は内閣改造まで官房長官を務めた菅総理の“女房役”。ところが、その裏では政権に見切りをつけ、暗躍しだしているのである。
民主党関係者がこう話す。
「仙谷は官房長官を務めていた手前、次期総理を狙うのは憚られる。そのため、前原を『ポスト菅』の座に就けようと、ライバルの“岡田幹事長潰し”に奔走しだしているのです」
それが、岡田氏が進める「民主党綱領作り」に絡む騒動なのだ。もともと民主党は、党の基本方針を記した綱領を持たないことから、野党筋から「寄せ集め集団」と嘲笑されてきた経緯がある。そこで、菅総理が岡田氏にこの策定を命じたが、これに仙谷氏があり得ない“横ヤリ”を入れたのだ。
「綱領作りを達成すれば、さらに岡田が次期総理の地盤を固めることになる。これに危機感を抱いた仙谷は、『自分も策定する』と言って、党内で休眠状態だった政策シンクタンクを復活させ、独自に綱領作りを始めたのです。当然、岡田はこれに猛反発。菅総理も不快感を露にしている状況なのです」(前出・民主党議員)
しかも、仙谷氏の嫌がらせはこれだけではない。消費税を含む税制の抜本改革を検討する「社会保障と税の抜本改革」の会長に就任。与謝野馨経済財政担当相を牽制し、岡田幹事長に対してもイニシアチブを取る姿勢を見せ続けているのだ。
(2011年2月17日(木)22時0分配信 週刊実話)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 11:42│Comments(0)
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