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2011年02月20日

同じ生方でも菅に反旗のマトモな生方




      同じ生方でも菅に反旗のマトモな生方
         
 マニフェストを次々反故(ほご)にしていく民主党から地方議員の離反が相次いでいるが、菅首相の中選挙区時代のお膝元の国立市でも、市議が政権批判の声を上げ、党を離れた。この市議、小沢批判を繰り返す“勘違い男”生方幸夫選対委員長代理と同じ名字なのだが、中身は大違いである。

 市議の名は、生方裕一(50)。今年4月の統一地方選で国立市議会議員5期目に挑戦するベテランだ。98年の結党から民主党に加わり、13年間、民主党の市議として政治活動を続けてきた。

 過去の選挙では、菅と伸子夫人が応援に入ったこともある。「国立市で民主党といえば、生方裕一のことだった」と自ら言うほどだったのに、昨年12月29日、離党届を出した。菅と民主党に愛想を尽かしたのだ。

「菅さんなら改革してくれると期待していましたが、結局、菅さんはポストにしがみつくだけで政治家としての覚悟がないことがよく分かりました。以前は『霞が関はバカ』と言っていたのに、財務官僚に取り込まれてしまったのです。

 マニフェスト詐欺もヒドいですね。最近も高速道路の無料化をやめるという話が出ていますが、できる、できないを検討せず、やらないと結論付けてしまう。有権者に対する冒(ぼう)とくです。民主党は解党して出直した方がいい」

 今月4日、生方市議はみんなの党に移った。4月の選挙はみんなの党公認で出馬する。

「民主党の組織はハイパートップダウンで国会議員が神様みたいになっているので、地方議員が党の中から改革するのは無理と判断しました。他の地方議員から離党を相談されることもあります。オレが信じた民主党はこんなんじゃない、と民主党に愛着のある議員ほど悩んでいます」

 党執行部の生方幸夫の方は選対責任者でもある。地方議員がボロボロ離党していく理由を、一度、生方市議に聞きに行ったらどうか。

(2011年02月20日10時00分 提供:ゲンダイネット)





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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:22│Comments(0)
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