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2011年07月02日

<小川副防衛相>艦載機の馬毛島訓練移転




      <小川副防衛相>艦載機の馬毛島訓練移転
       地元首長に説明


 小川勝也副防衛相ら防衛省幹部は2日、鹿児島県・種子島の西之表市を訪れ、東京都の硫黄島で行っている米空母艦載機部隊の陸上空母離着陸訓練(FCLP)を馬毛島(まげしま=同市)へ移転させる計画を、地元の種子島・屋久島1市3町の首長らに説明し、受け入れに理解を求めた。防衛省側は、訓練移転に伴う地元自治体への交付金が約250億円になると説明した。

 防衛省が地元の種子島で説明するのは初めてだが、地元は先月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)の共同文書で、馬毛島が移転の「検討対象」と明記されたことに反発。地元1市3町の各議会も反対決議をしており、同意の見通しは立っていない。

 小川氏は、南西諸島における防衛強化策として、馬毛島に新たな自衛隊訓練施設を建設し、米軍と共同使用してFCLPを実施する方針を表明。

 米軍厚木基地(神奈川県)の艦載機部隊が移転する米軍岩国基地(山口県)から約400キロの距離にあり、無人島であることなどが理由とみられる。馬毛島から約12キロの種子島での米軍機による騒音データなどを示し、理解を求めた。

 質疑の中で「自治体への交付金が250億円との報道があったが、本当か」と問われ、防衛省側が「他の例を参考に算出すると、それくらいになる」と答えた。また「騒音が問題になるレベルの地域の人口はゼロ」として地元の理解を求めた。

 会談は午前9時すぎから始まり、西之表市▽中種子町▽南種子町▽屋久島町の首長と議長でつくる「米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会」(会長、長野力・西之表市長)の要請で、報道陣に全面公開された。

 小川氏は6月8日、鹿児島県の伊藤祐一郎知事に検討状況を伝えた。知事は国の構想には一定の理解を示しつつ「地元の意向が最も重要だ。その意向に添って対応したい」と、慎重姿勢を示している。【村尾哲】

 (毎日新聞 7月2日(土)11時52分配信)






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Posted by おだっちの菜の花油 at 17:52│Comments(0)
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