2011年07月02日
「モニタリング強化」を福島知事に伝える
細野氏「モニタリング強化」を福島知事に伝える
細野豪志原発事故担当相は2日、大臣就任後初めて福島県を訪れ、県庁で佐藤雄平知事と会談。東京電力福島第1原発事故の対応で放射線モニタリングを県や関係市町村と連携して強化する方針を伝えた。
細野氏は会談後、記者団に対し「福島県や(県内の)市町村がやっているモニタリングと国のモニタリングを調整したい。地元との綿密な連携が重要だ」と指摘。近く関係省庁と福島県の代表者らでモニタリング一元化に向けた調整会議を開く考えを示した。
原発事故で設定された緊急時避難準備区域の解除の前提に関しては「水素爆発の危険性がゼロになることだ」と説明。事故収束に向けた工程表で、原子炉の安定的な冷却に向け17日を目標とする「ステップ1」の達成が、めどの1つになるとの考えを示した。
一方、佐藤知事は会談で「政府は、まだまだ福島県の現状を分かっていない」と菅直人政権の対応を批判。モニタリングなど原発事故に関する一連の対応を改善するよう求めた。
細野氏は3日に福島第1原発や飯舘村を視察する予定。
(産経新聞 7月2日(土)22時55分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 23:07│Comments(0)
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