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2011年07月16日

水戸黄門…42年の歴史に幕“五代目”無念




        水戸黄門…42年の歴史に幕“五代目”無念       

 1969年にスタートしたTBS系の時代劇ドラマ「水戸黄門」(月曜、後8・00)が、現在放送中の第43部をもって終了することが15日までに決定した。

 現在、“五代目黄門様”を務め、前夜に番組終了を聞かされたという俳優・里見浩太朗(74)は同日、都内で会見し、「突然ズバッと後ろから斬られたようで、残念よりも痛いという思い」と無念の表情。

 制作サイドは42年の歴史に幕を下ろす理由を、「時代の趨勢(すうせい)で、決して視聴率が原因ではありません」と説明した。
  ◇  ◇
 「この紋所が目に入らぬか!!」の決めゼリフとともに、黄門様ご一行が42年間続けてきた世直しの旅を、ついに終えるときが来た。通算1227回目となる12月19日放送分で最終回を迎えることになった。

 69年にスタートした「水戸黄門」は、主人公の水戸光圀役を故・東野英治郎さん、故・西村晃さん、佐野浅夫、石坂浩二、里見と引き継ぎ、勧善懲悪の分かりやすいストーリーとうっかり八兵衛や由美かおるが演じた女忍者などのキャラクターが愛され、国民的時代劇となった。

 79年2月5日放送分(第9部)では、歴代最高視聴率43・7%をマーク。第10部では、シリーズ最高平均37・8%を記録した。

 だが近年は視聴率が低迷。今月4日に始まった第43部は初回が10・0%で、第2回はひとケタへと落ち込んだ。TBSの難波一弘編成制作局長は、視聴率問題による番組終了ではないと強調して、「皆さんに愛されながら終了するのが、この番組の一番良い終わり方と考えております」と説明。
 今春から、番組終了について議論を重ねてきたという。

 02年から五代目の黄門様を務めている里見は、71年から88年までは助さん役で出演しただけに作品への思い入れは人一倍強い。14日も、京都・太秦の撮影所で収録に参加。夜に帰京し番組終了を聞かされたといい、「時代の流れと言えばそれまでですが、力が足りなかったと感じております」と唇をかみしめた。

 撮影は10月中旬まで続き、最終回の演出プランについては今後決定する。突然、黄門様との別れを突きつけられた里見は、「『どう花道をつけるんだ?』って、怒ってるんですよ。(番組終了は)飛行機で成田に行こうとしてたのが、急に羽田で降りろと言われた感じなので」と“本音”ものぞかせた。

 連続ドラマの時代劇は、「水戸黄門」の終了により民放からすべて姿を消し、残るはNHK大河のみ。時代劇とともに芸能生活を歩んできた里見は、「若いときから仲間として仕事をしてきた撮影所の人が、どうなるのかと思うとつらい」。消えゆく時代劇の灯に、やりきれなさを募らせていた。

  (デイリースポーツ 7月16日(土)7時15分配信)





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Posted by おだっちの菜の花油 at 08:00│Comments(0)
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