2011年07月26日
岩手から自衛隊撤収、町民が「感謝の会」
岩手から自衛隊撤収、町民が「感謝の会」
岩手県で東日本大震災の支援活動を続けてきた自衛隊が26日、全て撤収し、同県大槌町の野球場で「町民感謝の会」が開かれた。
会場を埋めた町民に感謝の言葉をかけられながら、隊員らは同町を後にした。
第5高射特科群、第9戦車大隊など4部隊約200人が参加。同群の新宅正章1等陸佐が「被災者が明るい表情を取り戻すのがうれしかった。我々も勇気をもらった」と活動を振り返った。
町民は花道を作って隊員と握手を交わし、何度も「ありがとう」と声をかけて別れを惜しんだ。自宅が津波で全壊した同町の無職阿部悦子さん(72)は「娘が幼い頃に使っていたイスを、がれきから見つけ出してもらった。ただただ感謝で胸がいっぱい」と話していた。
(読売新聞 7月26日(火)19時45分配信)
お読みになりましたらぜひクリックをお願いします。

Posted by おだっちの菜の花油 at 20:07│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。