2011年07月27日
検察が刑事責任追及へ「人災」との批判受け
検察が刑事責任追及へ
「人災」との批判受け 中国高速鉄道事故
【上海=河崎真澄】新華社電によると、中国浙江省温州市で起きた高速鉄道事故をめぐって、中国最高人民検察院(最高検)の責任者は27日、担当者を現場に派遣したと述べた。
鉄道省報道官は「落雷による停電が原因の列車追突事故」との見解を公表しているが、列車制御系統の不備による「人災」との見方など批判が強まっていることを受け、刑事責任追及も視野に派遣を決めたようだ。
新華社電はまた、当局がこの事故の死者について1人当たり50万元(約600万円)の賠償金を一律に支払うことを決めたと伝えた。
この賠償額は中国の1人あたり国内総生産(GDP)の20倍近く、年間平均賃金の約15倍という異例の高額。反発を強める遺族らの不満を抑え、早期に収束させる狙いがありそうだ。
新華社電によれば、事故による死者は39人。高額の賠償を決めた理由について当局は「法的根拠と人道主義に基づいて判断した」などと説明している。すでに26日に、地元政府と死者1人の遺族との間で賠償協議が行われ、50万元の賠償金支払いで合意している。
(産経新聞 7月27日(水)12時53分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:15│Comments(0)
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