2011年08月07日
薬液ポンプの不具合再発―福島第1
汚染水浄化、また停止
=薬液ポンプの不具合再発―福島第1
福島第1原発事故で、東京電力は7日、高濃度の放射能汚染水処理システムが同日午前8時5分すぎに運転を停止したと発表した。1~3号機原子炉への注水は浄化済みの水で続けている。
フランス・アレバ社の除染装置で、放射性物質を沈殿させる薬液の注入ポンプが止まったのが原因。ポンプは計4台あり、4日にも別の1台が止まるトラブルがあった。
放射性物質の薬液沈殿処理は2回繰り返して行っており、上流側と下流側にそれぞれ、通常運転用の薬液ポンプ1台と予備機1台がある。4日午後7時前に下流側で通常運転の1台が止まり、予備機も起動しないトラブルが発生。同8時半ごろ再起動できたが、原因が不明だった。
今回は上流側で同じトラブルが再発しており、東電は慎重に調べている。
これに先立ち、米キュリオン社の第1セシウム吸着装置でも7日午前7時5分ごろにポンプ1台が停止しており、東電は併せて原因を調べている。
(時事通信 8月7日(日)12時50分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:36│Comments(0)
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