2011年08月09日
国の手続き「地元軽視」泊3号機の営業運転再開で―北海道知事
国の手続き「地元軽視」
=泊3号機の営業運転再開で―北海道知事
北海道の高橋はるみ知事は9日記者会見し、国が同日、北海道電力泊原発(北海道泊村)3号機の定期点検の最終検査を申請するよう同社に求めたことについて、「地元軽視であり、はなはだ遺憾だ」と述べ不快感を示した。
知事が営業運転再開の判断材料としてきた政府の見解表明と同じ日に行われたのが理由。
海江田万里経済産業相は同日午前、知事が国に求めていた、3号機の営業運転への移行などに関する見解を道に送付。調整運転中の原発が営業運転に移行するのは「再稼働」には当たらないとする見解を示した。
一方で、北海道電は国の指導に基づき最終検査の受検を申請した。
知事は国の回答を基に営業運転再開の是非を判断する方針だったため、同じ日に北海道電へ検査申請を求めたことで検討の時間がなくなったと反発。
ただ、営業運転を認めないかどうかに関しては「その議論以前の問題だ」と明言を避けた。
(時事通信 8月9日(火)18時44分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:38│Comments(0)
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