2011年08月09日
アワビ稚貝が9割減少―宮城海域調査
アワビ稚貝が9割減少
=3~4年後の漁に影響も―宮城海域調査
独立行政法人水産総合研究センターは9日、東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市泊浜と気仙沼市岩井崎の両海域で6月に潜水調査を行った結果、昨秋生まれたエゾアワビの稚貝が震災前に比べ90%以上減少していることを確認したと発表した。
同センターは「(稚貝が親貝になり)漁獲対象になる3~4年後のアワビ漁に影響が出る恐れがある」と指摘している。
それによると、両海域ともアワビの稚貝は90%以上減少していた。同センターは「稚貝は低水温に弱く、津波で大きな被害が出た」とみている。
一方、石巻ではエゾアワビの親貝が半減、キタムラサキウニが90%以上減少。これに対し、気仙沼はアワビの親貝が30%減少したものの、ウニに目立った減少がなく、海域により被害状況は異なっていた。
(時事通信 8月9日(火)19時7分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:39│Comments(0)
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