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2011年08月10日

「ポスト菅」動き急…8月中の新首相選出目指す



      「ポスト菅」動き急…8月中の新首相選出目指す     

 「ポスト菅」に向けた政局が本格的に動き出した。

 民主、自民、公明3党幹事長が9日、菅首相の「退陣条件」のうち最大の難関だった特例公債法案の成立で合意したことで、首相退陣に向けた環境がほぼ整ったためだ。民主党執行部は早ければ8月中の新首相選出を目指す。

 「ポスト菅」の有力候補とされる野田佳彦財務相(54)は9日、代表選に向けてようやく沈黙を破った。国会内で開いた自らのグループの会合で、10日発売の「文芸春秋」に発表する「政権構想」論文を披露したのだ。

 出席した約20人のメンバーに示した論文では、首相との違いを随所にちりばめた。原子力政策では「短兵急に原発輸出を止めるべきでない」「大切なのは『脱原発』対『推進』の対立ではなく、国民的な幅広い多角的な議論だ」などと強調。

 首相がこだわる「政治主導」の見直しにも触れ、政務三役による意思決定は継続するとしつつも、「官僚組織をフル活用する」とし、官僚不信に凝り固まる首相を当てこすった。

 代表選の争点となりそうな増税には直接触れなかったものの、2010年代半ばまでに段階的に消費税率を10%まで引き上げるとした社会保障・税一体改革について、「覚悟をもって実現していきたい」と決意を示した。

 野田氏をめぐっては、仙谷由人代表代行(官房副長官)ら党幹部の間に擁立論があったが、野田氏自身は現職閣僚として代表選への言及を避け続けてきた。この時期に動いたのは「そろそろ動き出さないと、月内にも代表選が実施された場合、間に合わなくなる」(グループ中堅)との焦りもあったためとみられる。

 ただ、担当閣僚として対処が求められる世界的な株安や円高に歯止めがかからないさなかでの論文発表に、党内からは「タイミングが悪すぎる」との批判も相次いだ。

 このため、野田氏は9日夜の閣議後の記者会見では「しっかり職責を果たすのが自分の職分だ。(代表選に向けた)辞任も全く念頭に置いていない」と釈明に追われた。

 代表選には、馬淵澄夫前国土交通相(50)、小沢鋭仁元環境相(57)も出馬に意欲を示す。ベテラン議員などの間では鹿野道彦農相(69)を推す声があり、鳩山前首相のグループに属する海江田万里経済産業相(62)の出馬も取りざたされている。

(読売新聞 8月10日(水)10時25分配信)





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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:29│Comments(0)
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