2011年08月11日
28日にも民主党代表選、ポスト菅へ動き活発化
28日にも民主党代表選、ポスト菅へ動き活発化
菅首相(民主党代表)が退陣を明言したことを受け、民主党内で11日午前、「ポスト菅」をめぐる動きが活発化した。
民主党の岡田幹事長ら執行部は、代表選の日程について、28日の実施を軸に調整を進めている。出馬の意向を固めた野田佳彦財務相(54)を支持するグループを始め、党内の各グループは相次いで会合を開き、結束を確認する予定だ。
菅首相は11日午前の参院予算委員会で「約束の行動を取る」と述べ、退陣条件に位置づけた特例公債法案、再生可能エネルギー特別措置法案の2法案の成立後に、速やかに退陣する意向を改めて明言した。
民主党執行部は、8月31日までの今国会の会期内に新政権を発足させることを目指している。このため、代表選では党員・サポーターによる投票は行わず、党大会に代わる両院議員総会で、国会議員による投票で新代表を選ぶ方針だ。
党内では参院幹部を中心に、代表選は9月上旬に実施すればいいとの声も出ているが、岡田幹事長らは、世界同時株安で経済情勢が不透明感を増す中、「政治空白」の長期化は避けるべきだとして、28日の代表選実施で党内の了承を取り付けたい考えだ。
ただ、28日に代表選を行うには、来週中に特例公債法案、再生可能エネルギー特措法案を成立させることが大前提となる。特例公債法案は24日にも成立するめどがついている。
民主党は11日午前、再生可能エネルギー特措法案について、自民、公明両党と大詰めの修正協議を行った。同日午後にも3党政調会長会談で正式合意し、12日に衆院を通過させ、26日までに参院で成立させたい考えだ。
(読売新聞 8月11日(木)11時58分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 12:59│Comments(0)
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