2011年08月14日
「侵略」イネ科、数年で4~5倍…希少種に脅威
「侵略」イネ科、数年で4~5倍…希少種に脅威
「もっとも侵略的な外来種」が、国内で初めて、愛知県豊橋市で見つかった。
北米原産の「スパルティナ・アルテルニフロラ」は、在来の植物の生育場所を奪いながら増え続けている。生態系の脅威となるだけに、専門家は「効果的な除去を急がなければならない」と警鐘を鳴らす。
梅田川河口の両岸に、直径約2メートルのこんもりとした草の固まりが連なっている。スパルティナ・アルテルニフロラだ。近寄ると、長さ約50センチの剣のような葉が四方八方に突き出している。
「少し前までわずかに生えていた場所が、やぶのようになっている」。実態調査している「愛知県移入種検討会」の滝崎吉伸委員は、旺盛な繁殖力に驚く。ハマサジやシバナ(いずれも国が絶滅危惧2類に指定)などの希少植物を追いやるように拡大しているという。
同検討会で植物の調査を担当している滝崎委員が今年3月、梅田川で2008年に採取され、愛知教育大に保管されていた「不明植物」の標本を調べたところ、スパルティナ・アルテルニフロラであることを突き止めた。当時、ある程度繁殖していたことを考えると、侵入時期は05年前後とみられる。標本は直径3メートル前後の群落から採取された。その面積は4~5倍に拡大しているという。
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Posted by おだっちの菜の花油 at 11:25│Comments(0)
│環境・自然
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