2011年08月29日
「野田政権」の基盤見極めへ=首相訪米は当面慎重―米政府
「野田政権」の基盤見極めへ
=首相訪米は当面慎重―米政府
【ワシントン時事】民主党新代表に選出された野田佳彦財務相に対し、米政府は停滞する同盟深化のプロセスの立て直しを期待している。
ただ、日本で短命内閣が5代続いたことに対する不満は限界に近づいており、まずは「野田政権」が安定的な基盤をつくれるか見極める構え。先送りされた首相訪米の再調整はその後という考えだ。
東日本大震災に際し、オバマ政権は中国の台頭など不確実性が高まる東アジア情勢をにらみ、全面的な支援を展開した。
しかし、菅直人首相が退陣に追い込まれたことで、同盟深化の歩みは事実上ストップ。米側から「政権が長く続くシステムを構築してもらいたい」といった声が日本側に寄せられた。
野田氏が「日米基軸」を外交・安全保障政策の柱に掲げていることを、米政府は歓迎している。一方で、野田氏がこれまで日米関係に関与する場面があまりなく、米国内で知名度が低いことから、人物像や政策について理解が薄いのも事実だ。
(時事通信 8月29日(月)17時51分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 19:08│Comments(0)
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