2011年09月09日
福島復興で基金創設、野党に協議呼びかけ
福島復興で基金創設、野党に協議呼びかけ
藤村官房長官は9日の記者会見で、福島県が要望している東京電力福島第一原子力発電所事故からの福島復興のための基金創設について、野党に協議を呼びかける考えを明らかにした。
藤村氏は「基金や特区は、(衆参の東日本大震災)復興特別委員会でも様々な議論がされた。政府から一方的に(示す)というより、与野党で合意することが望ましい」と述べた。
野田首相は8日に福島県を訪問した際、復興基金の創設について前向きに取り組む意向を表明した。政府は2011年度第3次補正予算案に盛り込む方向で検討しており、基金の規模や基金設置の根拠となる特別措置法案などを与野党協議の対象としたい考えだ。
基金は使途が自由で、複数年度にまたがって使えるのが特徴。創設を福島県が求めているのは、原発事故に伴う企業活動の停滞などで県財政が危機的になっているためだ。県は今年度の県税収入について100億円以上落ち込むと試算しており、基金の活用で復興予算を確保したい考えだ。
(2011年9月9日(金)21時3分配信 読売新聞)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:45│Comments(0)
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