2011年09月21日
保険料負担、年8.4万円減る=非正規への厚生年金拡大で―厚労省
保険料負担、年8.4万円減る
=非正規への厚生年金拡大で―厚労省
厚生労働省は21日、パートなど非正規労働者に厚生年金の適用範囲を拡大した場合に給付と負担がどうなるかの試算を、社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の特別部会に提示した。
月収10万円の46歳女性が国民年金(保険料月額1万5020円)から保険料が労使折半の厚生年金に移ると、本人が単身者あるいは自営業者の妻などの場合の保険料負担は年8万4000円(月額7000円)減るとした。
給付面では、厚生年金では現役時代に報酬に応じた保険料も納め、その分が老後の基礎年金に上乗せ支給されるため、1年間の加入で老後の年金額は月額500円増えると試算。平均余命から換算すると生涯給付は17万3000円増加し、加入期間が長くなるに従い受給額も多くなるとしている。
試算は、政府・与党の社会保障と税の一体改革案を受け、パートらへの厚生年金の加入要件となる所定労働時間を、現行の「週30時間以上」から「週20時間以上」に緩和する前提で実施した。
(時事通信 9月21日(水)20時10分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:11│Comments(0)
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