2011年09月27日
年度内に原発再稼働も=安全庁発足にこだわらず
年度内に原発再稼働も=安全庁発足にこだわらず―経産相
枝野幸男経済産業相は27日午後の衆院予算委員会で、運転停止中の原発の再稼働について「原子力安全・保安院は来年4月の(原子力規制行政の)組織改編を待たず、信頼される組織になるべく努力している。国民の信頼を早く得られれば、ハードルは越えられる」と述べ、改編に伴う原子力安全庁の発足にこだわらず、現体制の下で今年度中に認めることもあり得るとの認識を示した。社民党の阿部知子氏への答弁。
阿部氏は、保安院が住民への広報で「やらせ」にかかわったことから、「現体制では安全性を保てない」と安全庁発足後に再稼働を判断するよう要求。
これに対し、経産相は「(再稼働を)いつ以降にということを言わない方が適切だ。保安院の過去のうみは出し切る」と述べ、やらせ問題の検証を徹底した上で、現体制で再稼働について判断することに含みを持たせた。
野田佳彦首相は先の米紙インタビューで、来年夏までの再稼働を目指す考えを示していた。経産相の答弁は、より早期の実施可能性に踏み込んだ形だ。
(時事通信 9月27日(火)19時51分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:29│Comments(0)
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