2011年09月29日
低炭素社会づくり支援―国交省
地区単位で太陽光発電など利用
=低炭素社会づくり支援―国交省
国土交通省は28日、太陽光発電や工場から出る廃熱などのエネルギーについて、住宅など施設ごとではなく、地区単位で利用する取り組みを支援する方針を固めた。二酸化炭素(CO2)の排出量を抑制する低炭素循環型社会の実現に向け、2012年度に先進的な事例を認定。実証実験や設備投資の費用を助成する。同年度予算概算要求に関連経費を盛り込む。
太陽光などの自然エネルギーや、廃熱といった未利用エネルギーの有効利用は、省エネ対策としてだけでなく、CO2の排出量を減らし、地球温暖化対策にも寄与する。これらのエネルギーに関しては、一戸建て住宅への太陽光パネル設置など施設ごとの利用は広がっている一方、同じ地区にある複数の施設間での活用はあまり進んでいない。
例えば、日中の電力消費が多いオフィスビルと、夜間も電力を使う工場や住宅で電力を融通し合えば、施設ごとに発電して利用するよりも効率の良いエネルギー利用が期待できる。CO2の排出削減にもつながることから、国交省は地区単位でのエネルギー利用を積極的に支援することにした。
時事通信 9月29日(木)2時31分配信
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Posted by おだっちの菜の花油 at 07:50│Comments(0)
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