2011年09月29日
野党側の小沢氏証人喚問要求に難色
小沢氏元秘書有罪判決めぐり与野党国対委員長会談
野党側の小沢氏証人喚問要求に難色
民主党の小沢元代表の元秘書3人が、政治資金規正法違反で有罪判決を受けたことをめぐり、29日、与野党の国会対策委員長会談が行われ、野党側が小沢氏の証人喚問を求めたが、与党側は難色を示した。
民主党は、補正予算をめぐる与野党協議に向け、野党の意向を尊重する姿勢だが、小沢氏の喚問には、かたくなな拒否の姿勢が際立っている。
会談では、社民党を除く野党側が、小沢氏の国会での証人喚問を求めたが、民主党は、小沢氏本人の裁判が10月に始まることや、有罪判決が1審のものであることを理由に、喚問に難色を示し、有罪判決を受けた石川知裕議員(38)の議員辞職勧告決議案の採決にも、慎重な姿勢を示した。
民主党の平野国対委員長は「判決も確定していない中で、私は慎重に対応すべきである」と述べた。
これに対し、野党側は「裁判があるからというのは、理屈にならない」と反発し、与野党の幹事長で会談し、再び協議することになった。
民主党には、小沢氏の喚問に応じれば、党内融和が壊れるとの懸念が強く、野党の幹部は、「民主党は、小沢という劇薬を使って政権を取ったけれど、その劇薬にずっと悩まされている。小沢氏が議員を辞めるまで、この問題は続く」と語っている。
一方、民主党が野党に譲歩する形で決まった、原発事故調査委員会の国会への設置は、午後の衆議院本会議で関連法案が可決される。
フジテレビ系(FNN) 9月29日(木)12時2分配信
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Posted by おだっちの菜の花油 at 17:14│Comments(0)
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