2011年10月01日
売買禁止のウミガメ剥製、町がネット公売に出品
売買禁止のウミガメ剥製、町がネット公売に出品
山形県最上町が、種の保存法で売買や譲渡が禁止されている「アカウミガメ」の剥製を、インターネットの公売に出品していたことが分かった。
外部からの指摘を受け、町は9月30日に出品を中止した。
町によると、剥製は、町税を1年以上滞納した男性から9月6日に差し押さえたもので、体長90センチ、重さ7・2キロ。町は同月下旬にネット検索大手ヤフーの「官公庁オークション」に出品した。今月18~20日に入札を行う予定で、見積価格は1万円に設定されていた。
町町民税務課は「アカウミガメの剥製とは知らないまま出品してしまい、申し訳ない。今後は違反にならないか事前によく調べる」としている。
アカウミガメは、環境省のレッドデータブックで絶滅の危険が増大している「絶滅危惧2類」に指定されている希少種。種の保存法では、全てのウミガメが保護対象となっており、研究などの目的以外で、生体を捕獲したり、剥製を売買したりすることが禁止されている。
2011年10月1日(土)11時34分配信 読売新聞
お読みになりましたらぜひクリックをお願いします。
Posted by おだっちの菜の花油 at 12:47│Comments(1)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。