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2012年02月23日

農業委員会が工藤町長に建議書を提出


 今日午後1時30分より委員全員出席で農業委員会総会が開かれました。

 前期の3年間、農業委員会は農業者の利益代表機関として、
 地域農業振興について農業者の声等を、
 建議書として取りまとめて一度も
 町長に提出することを行っていませんでした。

         工藤町長に建議書を提出する大口会長
農業委員会が工藤町長に建議書を提出

 昨年7月の改選時に再度農業委員に当選した尾田委員は、
 農業委員会総会で上ノ国町の農業振興の一翼を担っている
 行政機関である農業委員会が建議事項をとりまとめ、
 町長に提出しべきことを提案し、
 昨年12月の総会(尾田委員欠席)の委員協議会で、
 建議書案を会長と事務局に一任させていました。

 会長から示された「上ノ国町農業・農村活性化に関する建議書」
 (農業・農村活性化の政策提案について)は、

 (1)担い手等(新規・後継者)の確保・育成対策
  将来の上ノ国町農業を支える担い手等(新規・後継者)の人材を確保し、
  定着を確実にするための取り組みを強化すること。

 (2)優良農地の確保と農地集積の推進
  食糧生産の基礎的資源であり、地域の貴重な資源である農地の確保と、
  有効利用に万全を期すること。
  農業の競争力・体質強化を図るため、地域などと話し合いにより
  農地集積を加速すること。

  との案になっていました。

  今総会の建議書案の審議に先立って、
  各委員に建議事項等があったら委員会事務局に
  提出するように期日を決めて求めていましたが、
  その提出期日までに建議事項を追加して届けた委員は尾田委員だけでした。

  尾田委員は、建議追加事項のより具体的な政策提案として
  (1)では、
   ・新規・後継者等の組織化を促進させ、自主的自覚的な調査・研究・
   研修を支援する軽度を確立すること。

  (2)では、
  ・優良農地(第1種農地)等の耕作放棄地を解消させる、
   農地集積の促進を図るために、借り手に特別支援制度を創設すること。
   として、
    (5年以上の農地利用集積、農産物生産販売実績有り(飼料作物不可)
   10a当たり2万円を3年間支援)

  ・農業者の積極的新規作物導入を促進を図るため、
   試作栽培の取り組みへの支援制度を創設すること。
   として、
    (10a当たり2万円を3年間支援)

  ・町農産物の付加価値を高める、農産加工販売生産者の
   生産施設等への支援制度を創設すること。
   として、
    (施設整備費等50%=上限150万円まで支援)

   とした具体化した政策の建議事項について提出しました。

   尾田委員の提案項目も含めて、総会を休憩にして協議行いました。

   協議では、上ノ国町農業の現状の厳しさばかりを見る意見が多く、
   発言する委員の多くは、農業者の利益代表者の農業委員として、
   自ら具体的な農業振興施策を示すことはできませんでした。

   最終的な建議書として、尾田議員が提示した
   具体的政策項目を全部取り上げ、
   数値の箇所を記載せずに建議書として議決し、
   早退した2委員を除いて6委員が町長に建議書を手渡ししました。

               建議書を受け取る工藤町長
農業委員会が工藤町長に建議書を提出

  また総会では
  農用地利用集積計画案の作成についてとして、
   29筆58,918.77平方メ-トル
  現況証明願いとして
   3筆1,003.72平方メ-トル
  農業委員会委員選挙有資格者の資格審査について審査を行い、
  平成24年1月1日現在の有資格者数を
  農業者世帯・244世帯、男・285人、女・311人 合計596人としました。





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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:28│Comments(0)
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