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2012年08月13日

長渕「帰ってきたぞ~」左ひざ故障も福島で復興ライブ強行!


         長渕「帰ってきたぞ~」左ひざ故障も福島で復興ライブ強行!

 シンガー・ソングライターの長渕剛(55)が12日、福島・郡山市民文化センターでライブを行った。先月22日の公演中、左膝内側側副じん帯を損傷するアクシデントに見舞われ、全治6週間と診断されていた。が、東日本大震災で被災した東北のファンに対する強い思いから公演を強行。

 「福島、帰ってきたぞ。マジで会いたかった」と叫び、福島第1原発事故の影響で避難生活を余儀なくされている浪江町の小学生とも再会。同町の情景を歌う「カモメ」などを熱唱した。

 ライブ中盤だった。浪江町の子供たちへの思いをつづった「ガーベラ」で、長渕は15人の小学生をステージに上げた。緊張しながらも笑みを浮かべて、子供たちは長渕を囲んで聴き入った。そして、浪江町、原発への思いを歌った「カモメ」の歌唱前、長渕は素直な思いを語り始めた。

 「子供たちとの約束を守るために、2月に浪江町に行ってきた。俺は言葉をなくした。つい、この間までは自然豊かで素晴らしい光景だったと聞いた。腹が立つよね。腹が立つよね」

 1曲目の「日本に生まれた」から約2000人の客席は総立ちに。日の丸が打ち振られる。「福島、帰ってきたぞ。会いたかったな。マジで会いたかった。だから、足、治ったよ」と笑顔で語り掛けた。けがを題材にした弾き語りの即興曲で「ズキンズキン―」と歌い、沸かせた。

 震災後、福島での本格的なライブは自身初。公演中に福島中通りで震度5弱の地震が発生したが、けがを感じさせない躍動感あふれるパフォーマンスでファンを沸かせ、全20曲を歌い切った。

 先月22日、神奈川県民ホールでの公演だった。ギタリストの足元にスライディングした際、左膝を負傷。松葉づえでの歩行を余儀なくされる重傷だったが、約3週間、地元・鹿児島で懸命のリハビリを行った。この日はテーピングで患部を固定。驚異の精神力でライブに間に合わせた。

 東北のために、浪江町の子供たちのために―強い思いが、復活を後押しした。昨夏、鹿児島に同町の小学生20人を招き、無人島で一緒に遊び、元気づけた。無邪気な笑顔を見て「子どもの世代に向けて生きていく」と誓った。

 別れ際、涙を流す児童に「必ず、お前たちのふるさとに行くから」と約束していた。その言葉通り、今年2月に警戒区域の浪江町を訪問。人けのない壮絶な光景を目の当たりにした。この日、約1年ぶりに子供と再会し、客席で拳を振り上げる姿から、力をもらった。

 震災復興のため、自衛隊慰問など積極的な支援活動を続けてきた。音楽家としての使命は何か、と考え約1年半ぶりのツアーで震災、原発事故への怒りを伝えた。

 「俺がやらなきゃ、誰がやるんだ?」

 鎮魂の思いを込め、13日に岩手、15日には宮城で公演を行う。15日のステージは全国163の映画館でも生中継される。

スポーツ報知 8月13日(月)8時2分配信




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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:00│Comments(0)
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