2012年09月04日
医療ミスで女性死亡=針抜き忘れ心臓に刺さる
医療ミスで女性死亡=針抜き忘れ心臓に刺さる―石巻赤十字病院
石巻赤十字病院(宮城県石巻市)は4日、昨年8月に救急搬送された同県美里町の50代の女性が、処置中に心臓を覆う心のうに刺したまま抜き忘れた針が心臓に刺さり、死亡していたと発表した。病院側は医療ミスを認め、県警は業務上過失致死容疑で関係者から事情を聴いている。
発表によると、女性は末期がんで一時心肺停止となったが、蘇生処置により心臓が動きだした。このため循環器内科の担当医が心のうに針を刺し、たまった液体を抜き取る処置をしたが、この時に針を抜き忘れ、女性は搬送の翌日、死亡した。
別の医師が残っていた針に気付いたが、死亡診断書に死因をがんと記載し、遺族にも説明しなかった。後日、東北大で病理解剖した結果、針が心臓に刺さったのが死因と判明。病院側は遺族に謝罪するとともに、県警に届け出たという。
2012年09月04日17時33分提供:時事通信社
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Posted by おだっちの菜の花油 at 19:04│Comments(0)
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