2012年10月20日
<運動会>除染した屋外で2年ぶり園児の歓声 福島・二本松
<運動会>除染した屋外で2年ぶり園児の歓声 福島・二本松
ボランティア延べ約500人の協力で会場を除染した福島県二本松市の同朋(どうほう)幼稚園の運動会が20日、市内のグラウンドであった。東京電力福島第1原発事故の影響で昨年は体育館で開いており、屋外では2年ぶり。芝生の会場を元気に裸足で走り回る園児の歓声が響いた。
民家の除染などに昨年から取り組んできたNPO法人「TEAM二本松」の理事長で、幼稚園理事長でもある佐々木道範(みちのり)さん(39)が講演会などでボランティアを募った。重機もメーカーから無償で借りられた。
5月末から除染を始め、毎時0.6マイクロシーベルトあった空間放射線量は0.07マイクロシーベルトに低下。6月には芝生も植えて養生してきた。
市中心部にある同園は今も園庭の一部で除染が終わっていない。佐々木さんは「外遊びができないと子どもの体重が増えない不安もあり、(放射線量の)心配なく体を動かす環境が必要。支援のおかげで実現できた」と話した。【深津誠】
毎日新聞 10月20日(土)11時19分配信
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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:57│Comments(0)
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