2012年10月24日
<規制委>原子力防災で「新指針」…対象地域拡大
<規制委>原子力防災で「新指針」…対象地域拡大
原子力規制委員会は24日の定例会で、原発事故が発生した際の住民避難などの対応策を定めた「原子力災害対策指針案」をまとめた。
広範に放射性物質が拡散した東京電力福島第1原発事故を踏まえ、住民の避難対策などを充実させる地域を、現行の8~10キロ圏から30キロ圏に拡大することなどが柱。また、住民の視点に立った防災対策の必要性と、国や電力会社などに対策の責任があることを明記した。
規制委は月内に正式決定するが、具体的な基準などについては、今後順次策定する。各自治体は来年3月までに、具体的な避難手順などを示した地域防災計画を策定する。
新指針では、(1)事故の初動時点ですぐに住民避難させる「予防防護措置区域」(PAZ、5キロ圏)(2)事故進展の度合いや放射線量によっては避難・屋内退避する「緊急防護措置区域」(UPZ、30キロ圏)--の2段階で対応する。【中西拓司】
毎日新聞 10月24日(水)13時6分配信
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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:13│Comments(0)
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