2012年11月27日
<石原代表発言>「核保有研究」広島市長と知事が苦言
<石原代表発言>「核保有研究」広島市長と知事が苦言
日本維新の会の石原慎太郎代表が20日の日本外国特派員協会での講演で、核兵器保有について研究すべきだと発言したことに対し、松井一実・広島市長と湯崎英彦・広島県知事がそれぞれ、27日の定例記者会見で苦言や批判を述べた。
【こんな発言だった】石原慎太郎代表「核シミュレーション、抑止力になる」
松井市長は「持論についてどうこう言うつもりはない」としながら、「世界のいろいろな政治情勢を考えた上で述べられたのだろうが、被爆の実相を知り、核廃絶の必然性を感じてもらえば、議論するまでもない」と苦言を呈した。
湯崎知事は「個人的見解としているが、公党の代表なので慎重を期してほしい」とし、石原代表が「核兵器に関するシミュレーションぐらいしたらいい。これも一つの抑止力」などと発言したことに対し、「抑止力にはならない」と反論した。
松井市長と湯崎知事は、橋下徹大阪市長が同党代表だった10日、訪問先の広島市で核兵器の廃絶を「現実には無理」「米国の核の傘が必要」などと発言したことに対しても「認識不足」などと批判してきた。【吉村周平、寺岡俊】
毎日新聞 11月27日(火)13時31分配信
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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:39│Comments(0)
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