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2012年12月20日

輿石氏も白旗、代表選に反発次々…異例の延期



          輿石氏も白旗、代表選に反発次々…異例の延期

 19日に開かれた民主党の両院議員総会では、惨敗した衆院選の総括も行わず、新体制の発足を急ぐ執行部に対する反発が噴き出し、いったんは「22日」と発表された代表選の日程が延期される異例の展開となった。

 政党のガバナンス(統治)能力の欠如が惨敗の一因との指摘がある中、今回のドタバタ劇は、党再生に向けた道のりの険しさを改めて露呈した。

 総会では野田首相が衆院選結果について「『敗軍の将、兵を語らず』という言葉もあり、多くを語ることは適切ではない。痛恨の極みだ。深く深くおわび申し上げたい」と陳謝、現執行部の辞任が了承された。

 しかし、代表選の日程案には「国民はどんなプロセスで再生するか注目している。2、3日で選ぶのは絶対反対」(篠原孝氏)、「バタバタやって参院選の顔として選ぶと、民主党はまたそういうことをしているのかとなる」(生方幸夫氏)などと反対意見が噴出した。

 執行部には、26日召集の特別国会で首相指名選挙があることから、「特別国会の際に新たな代表の名前を書くことからスタートすべきでは」(首相の16日の記者会見)との考えがあった。

 衆院選の総括には輿石幹事長が否定的で、周辺に「総括して新しいものが生まれるのか」と懐疑的な見方を示していた。来夏の参院選への準備を整えたい参院側の意向も働いたようだ。

 総会でも「年末年始のテレビ番組や支援団体の賀詞交換会などで、新代表として民主党の今後の進め方について物を言ってほしい」(小林正夫氏)などと、早期の代表選を求める声の多くは参院側から出された。

 一方で、衆院選惨敗の責任がある執行部が、意中の候補を「ポスト野田」に押し込もうと、代表選を急いだのではないかと疑う声もあった。

 それ以上に、衆院側には、落選者や地方組織も巻き込んで真剣に議論しなければ、党の再生はできないとの危機感が強く働いた。相次ぐ反対論に輿石氏も「重く受け止めなければいけない」と白旗を揚げざるを得なかった。

読売新聞 12月20日(木)7時19分配信






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Posted by おだっちの菜の花油 at 12:00│Comments(0)
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