2012年12月21日
大規模農家の3割以上は農産物輸出に積極的
大規模農家の3割以上は農産物輸出に積極的 政策金融公庫が調査
大規模農家の3割以上が農産品輸出に積極的なことが、日本政策金融公庫が21日発表したアンケート結果で分かった。一方で、相場よりも高価格で輸出したいとする意見も多く、実務面でのハードルも浮き彫りになった。
結果では、売上高が稲作で1億円以上などの条件を満たす大規模農家のうち、10・3%が輸出に「現在継続中」、25・2%が「計画あり」「取り組みたい」と回答した。
計画や希望のある農家への質問では、全売上高に占める輸出の割合を「5%以上10%未満」とする意見が33%と最多で、希望輸出先(複数回答)は香港、中国がともに4割を超えた。
一方、取引価格については、現在継続中の農家の過半数が「通常の国内取引とほぼ同じ」と現実路線だったのに対し、計画や希望のある農家は「国内取引の10~20%高」を目指すなどギャップがみられた。
今後の課題(同)を尋ねる質問では、貿易実務や商習慣への対応を挙げる意見が多く、準備としては初期段階の農家が多かった。
アンケートは9~11月、同公庫が融資する農家のうち、一定水準以上の大規模経営や他業種展開する2078の融資先に郵送などで依頼。944の融資先から有効回答を得た。
産経新聞 12月21日(金)18時10分配信
お読みになりましたらぜひクリックをお願いします。
Posted by おだっちの菜の花油 at 20:09│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。