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2013年03月18日

政務調査報告書

2013年03月18日

   政務調査・調査地
         ・福島県須賀川市及び岩手県・青森県内

 調査目的

 平成23年3月11日東日本大震災により発生した、東京電力福島第一原発事故による放射性物質の拡散と原発事故による長期的な健康不安や、農林水産業をはじめとする様々な産業への直接的な影響と深刻な風評被害、住み慣れた故郷から離れざるをえない生活を強いられているなかで、福島県須賀川市では、平成18年度策定の「須賀川市地域新エネルギービジョン」、平成21年度策定の「須賀川市環境プラン2009」に基づき、健全で恵み豊かな環境を育み、環境への負荷の少ない、限りある資源が循環し、持続的に発展することができる社会の構築に向けて、市民、事業者及び行政が一体となり、積極的に環境の保全に取り組んでいる。

 平成19年度からは、地域資源循環型社会づくりのモデル事業として、「須賀川市菜の花プロジェクト」を推進しており、 市民、事業者及び行政の協働によって、使用済み天ぷら油をバイオディーゼル燃料に精製して再利用することで、地球温暖化の防止及び水環境の保全を図るとともに、耕作放棄地の有効活用による農業の再生、さらには地域内で生産された農産物を地域内で消費する地産地消を推進に取り組んでいる。

 また、平成22年度には、「すかがわ環境パートナーシップ委員会」を設置し、環境活動に関わる市民活動団体や事業者及び行政が更に協働し、地球環境に配慮した地域資源循環型まちづくりに取り組み、震災復興を切り口に、「菜の花プロジェクト」をはじめとした「エネルギーの地域自立」と「食の安全」に焦点をあて、次世代に引き継ぐことのできる持続可能な地域社会や、地域資源循環型社会の形成等についての取り組みを進めている同市で、よみがえれ ほんとうの空 おきあがれ 明日への大地~「菜の花プロジェクト」と「食の安全」、放射能に負けない福島の姿~をテ-マに、「第12回全国菜の花サミットinふくしま」が開催され、
・放射性物質で汚染された絶望の大地を、希望の大地に戻せるのか・農業はどうなるのか・食の安全は守られるのか。について学び、

 「ドイツでの原発に頼らない地域社会づくりの実践例」の基調講演と、・津波に襲われ、塩害で作物が作れなくなった農地の復旧方法・菜の花を使って放射能を取り除く仕組み・菜の花プロジェクトが目指す菜の花の作付け拡大とエネルギーの循環・放射能による健康被害と、それを防ぐ方法。等の取り組みについても学ぶことにする。

 また、震災一年後の岩手県・青森県内の被災地における、農水産物等を直販している主な「道の駅」の実態を調査する。
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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:07│Comments(0)議員活動
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