2013年04月24日
廃線跡のトロッコ王国【美深町】掲載後

2010年美深町のトロッコ王国を政務調査をした。
JR江差線の江差・木古内間の廃止が時間の問題となっていた。

北海道新幹線が2015年に津軽海峡を渡ることになってきたからだ。
江差線が廃止された後の鉄路を有効に活用して、
新幹線で北海道に上陸して最初に停車する駅、
木古内駅にお客さんを下車させて、
上ノ国町を流れる「天の川」沿いをトロッコ電車に乗せて、
豊かな自然を満喫してもらいたかったからだ。

美深町の「トロッコ王国」のように、
上ノ国の若者らがNPO法人を組織して、
町の活性化に取り組んでくれたらとの思いだった。

議会で提案したが、行政も議員の諸先生も
そんな風どこ吹くものかと思われるように無関心だ。
豊かな自然のど真ん中、「天の川」沿いを走らせたら、
全国に誇れる「トロッコ電車」になるだろう。
政務調査後、
美深町のトロッコ王国についてHPに掲載していた。
ネットを検索していたら
「カブタンとノンタンの北海道遺産」へ
http://blogs.yahoo.co.jp/hokkaido131313/52500624.html
「カブタンとノンタンの北海道遺産」さんのブロクで掲載されていましたので、
リンクさせていただきました。
廃線跡のトロッコ王国【美深町】掲載後
以下のコメントがありましたので、掲載させていただきます。

管理人様
初めまして。貴殿の江差線廃線後の構想の記事興味深く拝読いたしました。
実は一昨日、同線を十数年ぶりに訪れ、乗車して参りました。
久しぶりに乗った感想は全く貴殿と同様で、
「廃線後活用しなければ惜しい」と思いました。
私は今まで少なからず道内の廃線利活用に携わっていますが、
廃線となりレールを撤去してからは何もできない(多額の費用を要する)のが実情です。
貴殿の熱い思いが実現するように応援しています。
ご連絡頂ければ微力ながらお手伝いできるかと思います。
とのコメントでした。
十数年ぶりに江差線に乗車し、上ノ国町内を流れる自然豊かな
天の川沿いを走る江差線なのです。
1日6往復する列車では、せわしい今日の社会情勢と車社会では、
時代遅れの時間を走る江差線なのかもしれません。
木古内江差間を乗客なしで走っている列車を目の当たりにしています。

来春に廃止。
数年前から鉄路と道路を走る「デアルモ-ビル」の
走行試験を実施できるようJR北海道に
関係町と連携して要請すべきことも提案してきましたが、
廃止が日程に上ってから
関係町や住民のみなさんがイベント列車を走らせている。
イベント列車を走らせただけで、
廃止後の鉄路の有効利用について
大きな話題ともしないイベント列車の運行です。
首都東京内でも
ロ-カル線が存在し、住民から親しまれ利用されています。
新幹線が北海道に渡るいま、
北海道檜山振興局が管内7町の行政や、観光協会、
商工会、地元信金など官民の経済、観光関係機関で構成して、
新幹線時代の檜山の観光をさぐるとした協議し、
素早く実践できる体制を(26日)つくるとのことです。
5年から10年遅れの組織作りだったと思われてなりません。
それでも組織しないよりましですが?。
そんなことに気づかないで今まで過ごしてきた
主体となるべき観光協会や、商工会、経済界。
地域住民の思いをどの様に生かして反映させていくのか
と思うものです。

いまの状況は
JRが提案する線路は鉄くずとして有償払い下げ、
関係自治体は撤去費用と差し引きし金のやりとりなしの方向です。
鉄路の有効利用案が
上記の団体や構成メンバ-からは卓上に上るだろうか?。
わがまち、上ノ国町内だけを流れる天の川。
天の川を全国に売り出せなければ、
上ノ国町の観光振興は無きに等しいモノであることを
気づいてほしいと願うものです。

お読みになりましたらぜひクリックをお願いします。

Posted by おだっちの菜の花油 at 21:18│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。