2008年08月02日
治水はダムに頼らない
当別ダムは計画からすでに38年が経過
社会経済情勢の激変から
必要性に多くの疑問の声が上がっています。
にもかかわらず
高橋はるみ北海道知事が7月29日に実施した
当別ダム(石狩管内当別町)の本体工事に
特殊の技術力が必要であるとして
北海道開発局の官製談合事件で
指名停止中の業者を「特例」として参加させて
一般競争を強行した。
今回の入札参加業者とJV を構成する
伊藤組土建と高橋知事とは
グループ企業である伊藤組の
山口博司会長(元副知事)は
高橋知事の後援会
「北海道を愛するみんなの会」の
会長を務める有力支持者である。
2005年に行った北海道の
公共事業評価専門委員会では
委員から多くの疑問が指摘され
「計画を休止すべき」という声がだされたにもかかわず
今回の談合業者のを参加させる
特例処置まで講じて入札を行ったものです。
ダムによる治水対策は
環境を破壊する巨大な公共事業でです。
2006年1月に開催した
「当別ダムを検証する」緊急市民集会では
無駄なダムを強硬に推し進めようとする道の姿勢に
多くの市民から批判の声が集まりました。
今日午後6時30分より札幌市で
「当別だむを検証する・バート2」講演会
「これからの治水はダムに頼らない」と題して
全国的に活躍中の
今本博健氏(京都大学名誉教授)が
「従来型治水から脱却しようーもうダムに頼ってはいけない」
小野有五氏(北海道の森と川を語る会代表)
「当別ダムは何故不必要なのか」
安藤加代子さん(当別ダム周辺の環境を考える市民連絡会幹事)
が「当別ダムの現状報告」を行います。
参加のためこれから札幌にでかけます。
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