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2009年04月24日

栄養分等満たせばよしか植物工場

 農水省は「植物工場」のコスト削減に弾みをつけようと、新品種の実証実験などのため、経済危機対策に96億円、09年度当初予算に計61億円を計上して事業推進を図ろうとしてる。
 農水省のこの様な施策を、大げさに考える程のものでないのかも知れないが、日本の現代人はどの様に考えているのかと思ってしまう。

 宇宙太陽系惑星のひとつの地球上で、人間は古来からどの様な環境の中で自らの生命を営んできたのだろうか。
現代科学の研究開発の中で、自然環境と一切の関わりもなく生命体(植物)が生産され、その物が人間の食生活にとってすべて、安全安心な物であるとの錯覚に取り込まれてしまう様な現代社会現象になっていいのだろうかと思わざるを得ない。



  植物工場、3倍増の150カ所に  農水省が普及に本腰


 温度や光、水、栄養分などをコンピューターで管理し、野菜や果物を安定生産することができる「植物工場」の普及に、農林水産省などが本格的に乗り出す。今後3年間で生産コストを3割削り、工場の数を3倍の150カ所に増やす計画だ。

 気候などに関係なく安定生産でき、無農薬で栽培でき、細菌が少なく長持ちする。レタスは国内生産量約50万トンの0.6%が工場産で、一部の野菜は「ミシュランガイド」の二つ星レストランでも使われているという。

 昨年10月に稼働した東京都府中市の「小津産業」の工場では、レタスなど8種類の野菜が育っていた。

 南極の昭和基地では08年春から、「みらい」(千葉県松戸市)が納めた約16平方メートルのミニ工場でレタスやハーブ類を作っている。1日2株のレタスが収穫できるという。

 工場建設には数億円かかり、照明や空調の電気代もかさみ、作物の店頭価格は露地ものより2~3割高い。しかし、最近は消費電力が少ないLED(発光ダイオード)の開発も進んでいる。

 農水省はコスト削減に弾みをつけようと、新品種の実証実験などのため、経済危機対策に96億円、09年度当初予算に計61億円を計上。「洗う手間が省け、葉ものは外側のロスが少ない。外食産業などに販路を広げられるはずだ」と期待する。(2009年4月23日朝日新聞・茂木克信)



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Posted by おだっちの菜の花油 at 07:47│Comments(0)思  い
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