2013年07月15日
上ノ国町大澗岬の窓岩に沈む夕日

大澗岬には伝説「神の道」があり、遊歩道となっています。
小森に太平山がある。
この山のくぼみに昔洞穴となっていて
大澗の大人の穴に通じていたという。
一人のアイヌが本当に大人の穴に通じるか試したいと、
犬を太平山の洞穴に追い込み、
自らは帰る途中叢中の大蛇を見て気を失った。
犬は大澗に現れたたのを村人に発見されたという。

またこの穴の上は階段のようになっていて、
先の上に鳥居が立てられ神の道とよばれている。
夜更け、この神の道から不思議な灯りが上り、
夷王山を経て、
八幡野を越えて太平山へと消えていった。
いわゆる竜灯で、海の神竜神が
太平山の女神のところへ通うのであると、
村人は、はるかに拝んだという。
満潮の夜は、太平山の洞穴のあたりには
小蟹がたわむれ海草が生えていたと伝えられています。



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Posted by おだっちの菜の花油 at 19:53│Comments(0)
│まちの風景
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