北海道上ノ国町・天の川菜の花油工房　尾　田　孝　人

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上ノ国町議会は、平成１３年３月に「上ノ国町政務調査費の交付に関する規則」を制定し、同年４月から議員１人月１万円、年１２万円を会派の議員数に応じて一括交付することに決定していました。
平成１５年の改選後からは、各議員１人１人に交付することに規則の一部を改正し今日に至っています。

平成１３～１４年度は、議会で会派構成がなされていたため、ある会派では政務調査に当たって、会派で町政課題を協議する会派勉強会を何回も開き、課題解決のために先進自治体の事例を調査し、事前学習を何度も行い調査活動を実施していました。

調査実施後、更に会派で町政課題と先進自治体の事例を対比し、政務調査報告書をまとめる会議を二度三度開いて報告書を提出した後、町民報告会も開催していました。また、政務調査実施成果に基づいて会派議員が分担して一般質問などを行うなどしていました。

しかし、平成１５年度以降各議員に政務調査費を交付してからは、会派や議員の勉強グループも組織されず、気の合う仲間議員が政務調査費の交付を受けているから、「どこかに調査に行ってこよう的」姿勢で、町政課題の議論や課題解決の方策を勉強している議員の姿が住民には見えず、政務調査報告書は「ただ見てきた的」内容の薄い報告としか読みとれないものもあります。

今日、住民の置かれている経済実態を議員が真剣に考えなければなりません。住民から町政の一翼を担うための負託を受けていることを自覚して然るべきであり、１人ひとりの議員が町政推進、町政課題解決の政策を持って議員活動や議会活動をしなければならない責任があります。

私の議会での質疑や一般質問は、やりすぎだと揶揄する議員や住民の方がいることもわかっております。
それでも、住民皆さんの中には自分達の声や思いを代弁し発言して、すこしでも安心して暮らせる町にしてもらうために、発言をしてほしいと励まされています。

政務調査費も１２万円の交付を受けていますが、議員報酬の中で調査活動を行っい議会活動をしていますので、年度末には１２万円全額返還することにしております。

今日、議員の政務調査のあり方は形骸化しつつあります。住民の皆さんにおいても議員の政務調査の実態について、調査報告書も含めて監視の目を厳しく持っていただきたいものです。


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　今日夕方、衆院テロ防止・イラク支援特別委員会で、
　自公民の賛成多数で対テロ新法案が採択され、
　明日衆院本会議に上程され
　可決されることが確実になった。

　同特別委員会で反対討論したのは、
　日本共産党だけで、
　民主党や社民党など他の野党は、
　審議が尽くされていないとして
　反対討論もなしで採択させた。
　これも問題ありである。

　国民の目線からは臨時国会が開会されて以来、
　年金問題や、守屋前防衛政務次官と
　防衛関係商社との接待漬問題等々で、
　インド洋での海上自衛隊の給油活動継続問題が、
　国民の目耳には対テロ撲滅に
　どれだけの成果があったのか、
　十分に理解できる審議であったと
　思われるものでなかった。

　アルカイダのテロ撲滅と称した、
　アメリカ単独の「不朽の作戦」に、
　日米安保の名の下、
　従属的に自公民政権与党が、
　衆院絶対多数の力で強行的に自衛隊を
　派遣したものではなかったか。

　福田首相と小沢民主党代表との
　党首会談の出来事が
　民主党に期待していた国民から不信をもたれ、
　代表の辞任表明と辞任撤回問題が
　国民・有権者、支持者を
　一層大きく失う情勢を自ら作りだした。

　その足元を見抜かれて、
　今日の対テロ新法案の特別委員会採択である。
　しかし、ねじれ国会は変わるものではない。
　参院は野党が絶対多数である。
　次期衆院選で民主党はじめ
　野党が勝利できないわけでもない。
　自公民が衆院選で勝利しても
　ねじれ国会は続くのである。

　オイルマネーの膨張が
　国民生活を直撃しているいまこそ、
　民主党は、参院選で国民・有権者から支持された
　マニフェスト実現のため、
　一寸を惜しんで全党一丸となって
　国民の中に足を運び
　国政を変革する活動を
　強めなければならないと思う。


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天の川増水


　一昨日の夜から雨が降りだし、
　昨日１３時から今日の１３時までの２４時間で、
　渡島千軒６６mm、桧山石崎４４mmの降雨量となりました。

　天の川源流部の大千軒岳区域で雨量も多くなり、
　天の川が増水しましたが、
　河川や道路、農地等への被害はありませんでした。
　天の川河口から州根子崎沖まで約２ｋｍ以上の海水が濁りました。


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　１９８８年に上ノ国町開基８００年
　戸長役場設置１１０年を記念して
　町の名木を選定しました。

　町内中須田・稲荷神社の境内にそびえる
　樹高１５ｍ幹茎８０ｃｍのサイカツの木
　（樹齢推定２５０年）も名木としました。
　長さ３０ｃｍ余りのササゲ状の種がつきます。











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　　真っ赤なカエデの葉も
　　強い風で一足飛びに散りだしました。



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　　　　　　店内から天の川河口と鴎島を眺望できる
　　　　　　　　　　　　　　　　喫茶・長谷川（上ノ国町字上ノ国７１）
　　　　

　江差方面からは
　国道２２８号線天の川橋を渡って
　すぐ右折して天の川堤防（舗装されています）
　約200ｍ走って左折し（町道）250ｍ先の右側にあります。

　また松前方面からは
　重要文化財・上国寺から300ｍ走り
　カーブの手前そのまままっすぐ町道に入って
　150ｍ先の左側にあります。

　　　河口に飛来する鳥の探鳥もできます。（店内に双眼鏡を置いています）
　　

　　　店内から天の川河口と江差の鴎島を眺めながら
　　　　　　　コーヒーと手作り焼きたてパンとビザが食べれます。
　　

　車を運転の方はちょっと一休み
　よっても損はありませんよ。
　疲れが一気に癒されるお勧めの喫茶店です。

　営業時間am10.00~pm4.00
　定休日（不定休）


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　　　　　　大安在は魔から大崎方面・州根子崎
　　　　　　遠方は熊石・大成方面
　　　

　　　　　　　大安在浜から石崎方面・ラスタッペ崎
　　　

　　昨年の夏頃から今年の初秋まで、大シケにより大安在浜の砂が少なくなっていましたが、
　　砂浜が戻ってきました。



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　　木の葉が落ちて赤い実のウメモドキのツルが枝いっぱいに絡んでいました。
　　

　　　　　　　



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　　　　　　　　平成１９年度地区別農業委員等研修会開催
　　　

　今日午後から北海道農業会議、地方農業委員連合会合同の平成１９年度地区別農業委員等研修会が、上ノ国町を会場にして開催され、桧山管内６町から各農業委員と農業委員会事務局職員７０人余人が出席しました。（奥尻町農業委員会は欠席）
　研修会では、橋本正雄道農業会議事務局長代理と乾泰司総務企画部次長が出席。研修会の開催に当たって田中桧山地方連会長が挨拶を行いました。

　地区別農業委員等研修会は、農業委員会が農業者の利益代表機関として、各農業委員が農業者の親身な相談相手となるために、資質を高め研鑽する研修会です。
　今年度の開催会場が上ノ国町となっているため、１０月の上ノ国町農業委員会総会で、各委員が特別の所用がない限り、全員出席することを確認していました が、１３人中５人の委員より出席しなかったことは、会長の責任が問われることとなり、農業者及び関係者皆さんに深くお詫びをいたします。
　また、理由を付して欠席届を農業委員会事務局に届出した委員もいなかったことは、いっそう重大且つ深刻に受け止めなければなりません。

　　　

　橋本道農業会議事務局長代理は、農業をめぐる情勢について報告し、特に遊休農地が全国で３８.６万ha（農用地区域内）に及んでおり、北海道では農用地区域内で３，８００haとなっている。
　国は「農地政策の見直し」の基本的方向を示すために、農地政策に関する有識者会議や政府自民党の農地政策検討スタディチームが逐次開催されて検討されている。

　農地政策に関する有識者会議では、農地の有効利用を図る観点に立って、農地に関する政策を総合的に見直し、現場の実践を踏まえつつ、見直しを順次具体化するとして、農地は有効に利用されなければならないという理念を確立する。農地に関する情報の共有化（個人情報の保護に留意しつつ、市町村、農業委員会、 JA、共済組合、土地改良区等関係機関の農地情報を共有化できないかどうか）。

　　　

　耕作放棄地帯策の推進として、農用地区域内の耕作放棄地について、現状を把握し、具体的な解消方策の策定と方策に応じた対策を実施する。農用地区域外の耕作放棄地について、農業利用に最大限努めながら非農業的利用（市民農園等の農業利用。山林、原野として非農地的利用）に誘導する。

　優良農地の確保については、農地転用許可制度及び農振制度を強化することにより、優良農地を確保するとして、＊病院や学校等の公共転用について、許可対象とするなど、秩序ある農地転用に誘導する。＊道路沿いの農地転用については、現場の実態等も踏まえつつ転用規制を厳格化する。農地の面的集積を促進。等々の検討が進められている情勢について報告されました。

　　　

　また、乾道農業会議総務企画部次長は、道農業会議及び全道各農業委員会が取り組んでいる「かけがいのない農地と担い手を守り活かす運動」について、平成１９年度最重点の取り組み事項として、認定農業者等の育成確保、農地パトロールの推進、農業者年金の加入推進等についての取り組み状況を報告しました。
　さらに、農業委員会組織の役割と活動内容を広くPRする活動として、農業委員会と農業者、地域の絆を強める「全国農業新聞」の普及拡大の着実な成果を上げる取り組みを推し進めなければならないと強調しました。

　大川勲乙部町農業委員会会長が、報告を農業委員会活動事例行い、農地パトロール活動の成果と課題、斜地の農地や離地等が今後耕作放棄地となっていくことが予想されること。不在地主が増えていること。高齢農業者の後継農業者対策など、農業委員会として、農地をどの様に利用しさせていく対策をとれるのか大きな課題となっています。
　乙部町では、農作物の契約栽培が７０haと拡大されており、今年は１００haのソバ作付が行われてきているとの報告もなされました。


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　　　　　　　　　　　　　　　　収穫の終わった田圃
　　　　
　　
　今年の上ノ国の稲作農家は
　幼穂形成期と穂出期の７月に
　２０日間以上ヤマセの風と低温が続き、
　幼穂が十分に育たず
　開花も満足にできませんでした。

　８月９月は例年になく
　晴天と高温が長く続いた年でしたが、
　出来秋は平年作の３０％程度に止まり、
　１０a当り国に売渡しの出来るコメは
　１８０kgにも及ばない不作となってしましました。

　米価の低落で６０kg１俵のコメが
　８，０００円～９，０００円の価格では
　大豊作でも稲作農家の採算は取れない
　今日の米作農家の現状です。

　１２月中旬頃に
　米の農業共済掛金の交付を受けても
　来春の農業経営への資金繰りは
　大変厳しい状況に
　追い込まれて行くことには、
　変わりはありません。

　世界の自由主義経済諸国では勿論のこと、
　干ばつ等の自然災害に見舞われている
　アフリカ諸国よりも　
　穀物の自給率が低い日本にあっても、
　日本の財界は
　自分達の史上空前の利益を
　さらに確保するために、
　日本農業の一層の国際的市場開放を
　政府に迫っています。

　国際金融市場における金余りが
　原油への投機に流れ
　すべてを石油に依存していると
　言っても過言でない日本の経済と産業構造は、
　経済格差、産業格差、地域格差、生活格差
　命の格差さえ生み出している。

　その格差を打ち砕いていくためには
　政治の流れをどんなことがあっても
　変えていかなければ、
　弱者の国民は生きていけない国に
　なってしまっています。


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　　　　　住民の皆さんが参加する議会広報へ
　　　　　　　「みんなの議会です」に改称した議会広報
　　　　　　

　議会報告活動で
　住民の皆さんを訪問しましたら、
　皆さんから今回の議会広報は
　一般質問の内容が
　再・再々質問まで編集されて、
　町政がよく解るようになってきたと、
　議会広報に期待する声が上がっています。

　議会広報編集委員会は
　第３回定例町議会（９月）の一般質問から、
　再・再々質問と答弁の要旨を編集し発行しました。

　改選後に構成された
　議会広報編集委員会は、
　第２回定例議会（６月）の編集に当たって
　住民の皆さんに参加していただく
　議会広報とするために、
　住民の皆さんに
　忌憚のない声や意見をお寄せくださるよう
　議会広報（８月上旬に町内全戸に配布）で
　お願いしていました。

　第３回定例町議会（９月）が終わり、
　広報編集委員会が
　１０月初旬に開催されるまでに
　住民の皆さんから
　議会や議会広報に対する
　意見や要望がありませんでした。

　広報編集委員会では
　住民の皆さんが
　気軽に忌憚のないご意見を
　お寄せ下さるためには、
　議会広報の位置付けを
　住民皆さんの議会広報でなければならないとし、
　上ノ国町議会が
　議会広報を発行して以来
　「議会だより」という名称で
　発行していましたが、
　「みんなの議会です」と改称し、
　より住民の皆さんに親しまれ
　住民の皆さんが気軽に参加できる
　議会広報に編集していくことにしました。

　住民の思いを議員が代弁して行う
　一般質問の編集は
　これまで１回目の質問と答弁より
　編集していませんでしたので、
　多くの住民の皆さんから
　議員の質問が
　その程度で終わっているのか。

　住民が知りたいところまで
　突っ込んで質問をしていない。

　議会の様子や
　議員の姿が見えないという
　不満の声が多くでていました。

　そのため広報編集委員会は
　第３回定例町議会（９月）の一般質問から
　再・再々質問と答弁までの要旨を編集し発行しました。

　議会広報の内容を一層充実させるためには、
　住民の皆さんの参加がなければなりません。

　住民の皆さんの参加が
　議会を変えることにもなります。

　住民の皆さんが気軽に
　議会広報に参加していただくことを
　期待するものです。


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　　　　　　　　　　　スケトウダラ漁の準備に忙しい漁業者
　　　

　１１月１日より桧山海区の
　スケトウダラ漁がはじまり、
　乙部漁港等ではスケトウダラの
　水揚げがされています。

　上ノ国海区は
　来週当りから漁がをはじめる
　予定にしていますが、
　昨年の上ノ国海区は不漁で終わり、
　共済掛金の交付を受けて
　漁業者の皆さんは年越しをしなければ
　ならない状況でした。

　漁業者の皆さんは
　今年のスケトウダラ漁に掛けていますが、
　道水試での桧山海区回遊資源調査では、
　前半の漁模様は海水温がまだ高く
　漁模様の好転は
　後半になる予想が出されています。

　前半の１１月１２月の漁獲は、
　良質のタラコが生産され、
　また、
　出漁できる凪ぎも期待されますので、
　延縄を降ろす水深３００m付近の
　海水温が一日も早く下がり
　スケトウダラの大漁を願っています。


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　　　　日曜日の今日上ノ国漁港で
　　　　鰯、小鯖、鯵などを釣る親子連れなどで
　　　　楽しい晩秋の小春日和を
　　　　楽しんでいます。

　　　　鰯や小鯖などはまだまだ釣れますよ。



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　　　　２週間以上遅れて
　　　　わが家の庭のモミジも彩づきました。



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　昨夜から今日にかけて
　檀家数７０戸余りのわが菩提寺で
　十夜法要が執り行われました。

　日頃やぶ用であたふたと
　走り回っておりますので、
　仏事であっても
　心身を浄め洗うことのできる
　時も必要であり
　良き時間をいただいた一日でした。



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　産業福祉常任委員会の所管事務調査が
　昨日今日の２日間の日程で開かれました。

　昨日午前中の調査事項として、
　日本海が荒れ出すと越波が押寄せ、
　住宅に波しぶきが降り注ぎ
　安心できないとの
　地区住民の要望があるため、
　消波ブロックの嵩上げ等の
　事業実施を町が関係機関に
　どの様な要請活動を行っているのか
　担当課長と現地を確認しながら
　説明を受けました。

　午後からは
　町有林間伐事業実施について
　現地の町有林に入り
　列条間伐を実施した状況を
　確認しました。

　特に町有林は町民の財産であり、
　適切な施業管理が行われなければなりません。
　今回の調査は
　平成１５年１６年度に実施された
　列条間伐が適切に行われたかどうかを
　調査しました。

　列条間伐が実施された一部の調査でしたが、
　列条区域外にまで食い込んで
　良質の樹木を切り出している実態が
　数多く見受けられたため、
　事業実施した業者の施業実態を
　適切に管理監督していなかった
　町の問題も明らかになりました。

　２日目の今日は、
　指定管理者に管理委託をしている
　情報交流館「文珠」の運営のあり方についてと、
　湯ノ岱国民保養センター温泉と
　花沢温泉の管理運営と
　今後の温泉の振興対策について
　事務調査を実施しました。

　　

　特に湯ノ岱国民保養センター温泉の
　今後のあり方については、
　常任委員会が
　１１月１９日午後６時より
　温泉所在の湯ノ岱町内会住民との
　意見交換会を開催し、
　温泉と地域振興の方策を
　検討していくことにしました。



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